おっぱいをやめる日には決め方と要点があります
- お子様の体調がよく、またお母さんも体調が良く、おっぱいにトラブル(乳腺炎やしこり、水疱などない状態)がないことが前提です。
- 夏季は食欲低下および偏食になりやすく、冬季は風邪をひきやすく、嘔吐・下痢・発熱などの症状が現れ、ますます食事摂取が困難となりやすいので、このような時期の場合は少々早めるか、遅らせるかしましょう。
(但し、できれば少なくとも一年間は飲ませるようにしましょう。)
特に夏場は水分を制限するのでちょっとお母さんが大変です。
- おっぱいはやめる日の朝まで飲ませます。その朝、時間をかけて十分に飲ませて『今日でおっぱいないないね』『これでおっぱいばいばいね』などと良く言い聞かせてピタリとやめます。
お母さんも赤ちゃんも辛いところですが、たとえ欲しがっても決して一滴も与えないようにしましょう。
(もしかりにここで子供の欲求に負けて、おっぱいをあげてしまったら再度やめようとする時よりやめずらくなってしまいます。)
繰り返し言い聞かせることが大切です。
- 特におっぱいをやめた当日は、赤ちゃんと十分に遊んであげたり、スキンシップをとって、おっぱいを吸えないストレスを解消してあげるようにします。
- 一番大切なのはおっぱいをやめるまで、たくさんおっぱいを飲んでいることが最大の条件です。特におっぱいをやめる予定日に近づいたら、かえって意識して多く与えるくらいのほうが良いでしょう。お子様があきらめやすくなります。
おっぱいをやめた後の処置
- 両手で乳房を包み、おにぎりを握るときの要領で圧迫して排乳(お乳を出すこと)します。
- 排乳の際、乳房の下側になる方の手指で乳頭を刺激しないようにゆっくりと搾ります。但し、第三回目・第四回目のお手入れのときは多少刺激になっても良いのでしっかりと搾ります。
- お手入れの時に排乳に要する時間は、片方に10~15分かけます。両方でだいたい30分かけます。
- お手入れは、食事の直前・直後には行わないようにしましょう。
- お手入れを行う日はお風呂は入らないで、軽くシャワーで汗を流す程度にして、食事は控えめにしましょう。
おっぱいのお手入れのスケジュール
こちらの用紙をプリントアウトして、実際におっぱいをやめた日からのお手入れにお役立てください。